現在のK-POP業界を俯瞰すると、ファン統合プラットフォームを巡る巨頭同士の戦略差が浮き彫りになる。HYBEが展開するWeverseは、世界中のファンがワンタップで加入できるオープン性と、ECプラットフォームとの強固な連動を武器に市場を席巻してきた。
対するKakao Corporationは、自社の強みであるDaum Cafeのネットワークを活用し、ディープなコアファン層を囲い込む戦略をとる。IU (アイユー)のような国民的アーティストがファンカフェを大切にし続ける背景には、過度な商用化を避け、密度の高いコミュニケーションを維持したいという意図がある。プラットフォームの選択は、アーティストがファンとどのような関係を築きたいかという理念そのものを反映しているのだ。