事の始まりは、あるVTuber並びに個人配信者が配信中に見せた「大げさな謝罪パフォーマンス」だったとされる。ゲームオーバーや協力プレイでのプレイングミスが発生した際、かつてのネット空間であれば「土下座」や「謝罪配信」が定番のメタ表現として機能していた。しかし、それがさらに極端化・エンタメ化された結果、「腹を切る」という究極の過剰反応が持ち出されるようになったのだ。
「失敗したら即切腹」という極端なルールを自らに課し、ドラマチックなBGMとともに画面前で大騒ぎする姿は、視聴者にとって「悲劇」ではなく最高の「喜劇」として消費される。真剣に落ち込むのではなく、パフォーマンスとして自虐を笑いに昇華させる手法が、視聴者の笑いのツボを直撃した格好だ。