死ぬのが怖い夜の正体とは?タナトフォビアの心理と今すぐできる克服法

死ぬのが怖い夜の正体とは?タナトフォビアの心理と今すぐできる克服法

死ぬのが怖い夜の正体とは?タナトフォビアの心理と今すぐできる克服法とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:何歳くらいがタナトフォビアになりやすいのでしょうか?
A1:統計上、タナトフォビアには2つのピークが存在します。1つ目は自己意識が完成する思春期から20代前半、2つ目は親の死や自身の体調変化に直面する40代〜50代の中年期です。前者は抽象的思考の芽生え、後者は身体的衰えという現実的契機がトリガーとなりますが、どの年代で発症しても異常ではありません。

Q2:子供が「死ぬのが怖い」と泣き出したらどう接するべきですか?
A2:絶対に「そんなこと考えてないで早く寝なさい」と否定してはいけません。子供が死を恐れるのは、知性が順調に発達している証拠です。まずは「怖いよね、そう思うのはとても自然なことだよ」と感情を全面的に受容し、抱きしめて身体的な安心感を与えてください。理屈で論破するのではなく、スキンシップと共感が最も効果的な精神安定剤となります。

Q3:心療内科を受診した場合、どのような治療が行われますか?
A3:初診では丁寧な問診を行い、身体的疾患(甲状腺異常や不整脈など)の除外と、パニック障害やうつ病の合併有無を診断します。治療の柱は、過敏になった脳の警報装置を落ち着かせる薬物療法(SSRIや抗不安薬)と、死に対する極端な思考パターンを修正していく認知行動療法の2つです。通院者の多くが数週間から数か月で日常を取り戻しています。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。