『女王の教室』のオーディションは、当時の子役界隈で「最も過酷な選考」と称され、数百名を超える応募者の中から実力派ばかりが厳選されました。クラスの中心となった主要キャストの現在地を追います。
物語の主人公・神田和美を演じた志田未来は、本作での魂を揺さぶる演技が評価され、第43回ゴールデン・アロー賞新人賞を受賞。その後も『14才の母』など数々の名作で主演を務め、2026年現在も映画、ドラマ、舞台で確固たる地位を築くトップ女優として走り続けています。
クールで知性溢れる進藤ひかる役を演じた福田麻由子は、『白夜行』などでも圧倒的な存在感を発揮。大学進学後は学業と並行して女優業を続けていましたが、2022年末をもって事務所を離れ、一時的な芸能活動休止を発表しました。現在はニュージーランドへの語学留学や執筆活動などを通じ、自分らしいペースで表現の世界に関わっています。
お調子者ながら心優しい真鍋由介役を好演した松川尚瑠輝は、子役時代から培った確かな演技力を武器に、バイプレイヤーとして『新・信濃のコロンボ』や各種刑事ドラマ・舞台で精力的に活動を継続。また、和美の親友・佐藤恵里花役でいじめと葛藤の心理を見事に表現した梶原ひかりは、大人の色気と狂気を演じ分けられる個性派女優として数多くの映像作品で異彩を放っています。