世代を超えて愛される「LA・LA・LA LOVE SONG」や「Missing」といった名曲群が演奏されると、会場のボルテージは最高潮に達する。しかし、今回のツアーの凄みは、単なるメドレーに頼らない巧みな楽曲配置にある。
新旧の楽曲が滑らかに交差し、一つの壮大なストーリーとして編み上げられていく過程は快感ですらある。往年のファンにとっては甘美な思い出のフラッシュバックであり、近年ファンになった若者世代にとっては最新のダンスミュージックとして聴こえる。この重層的な魅力こそが、彼の音楽が時代を超えて愛され続ける理由だ。