才能だけでは、ここまで北海道のファンに愛されることはなかっただろう。ホームゲームで彼が打席に立つと、エスコンフィールドHOKKAIDOは大歓声に包まれる。本塁打を放った際に見せる独特のパフォーマンスや、ベンチに戻ったあとに見せるお茶目なジェスチャー。それらすべてがファンの心を捉えて離さない。
「北海道は自分の第二の故郷」。そう公言する彼は、地域の子供たちとの交流やサインに応じる姿勢も極めて誠実だ。文化の違いを受け入れ、チームに溶け込もうとする謙虚さこそが、彼が日本で成功を収めた最大の原動力かもしれない。