なぜ両脇を他人に挟まれるB席が、一部の旅慣れたユーザーから強烈に支持されているのか。その最大の理由は、座席幅の設計にある。普通車の基本座席幅が430mmであるのに対し、B席だけは450mmと20mm広く設計されているのだ。たった2センチの差と思うかもしれないが、実際に座ってみると肘まわりのゆとりに大きな違いを実感できる。
さらに、予約システムの空席状況をリアルタイムでチェックするテクニックを組み合わせると、B席の真価が発揮される。混雑度の低い列車で、あえて3列シートの中央を抑えるのではなく、配列の埋まり方を予測してあえて隣が空きそうな号車を選ぶのだ。発車直前までシートマップを変更できる機能を駆使すれば、両隣が空席のまま3列を優雅に独占できる確率が格段に跳ね上がる。