物語のキービジュアルや感動的なエンディングで観客の胸を打った君の名はラストシーン階段の正体は、東京都新宿区須賀町に鎮座する四谷総鎮守須賀神社の参道に位置する「男坂(おとこざか)」です。新海誠監督が描いた美麗な背景画そのままに、朱色のスチール製手すりと緩やかな勾配の石段が、高台の神社境内へと伸びています。
作品を象徴する君の名はポスター階段の構図は、階段の最上段から新宿方面の街並みを見下ろすアングルで描かれました。新海監督は当時の特番インタビューや公式美術集の解説において、新宿・四谷周辺の起伏に富んだすり鉢状の地形や、光と影のコントラストが生まれる坂道の美しさに惹かれ、ロケ地として選定した旨を明かしています。劇中では実在の風景をベースにしつつも、建物の配置や色彩に緻密なアニメーション的再構成が施されており、現地に立つと「絵画のように計算された構図の妙」を肌で実感できます。
正確な君の名は階段場所の住所は「東京都新宿区須賀町5番地」です。新宿通りや外苑東通りといった都心の主要幹線道路から一本奥に入ったエリアに位置し、初めて訪れると「これほど大都市の真ん中に、静寂を保った坂の街が残っているのか」と驚かされます。作品の世界観を追体験する新海誠階段ロケ地巡りにおいて、まさに原点にして最大のハイライトといえる場所です。