結論から明かすと、「食べてすぐ横になる 嘘」という言説がネット上で囁かれる背景には、確固たる生理学的根拠が存在します。単に体を横たえて安静を保つこと自体が、即座に中性脂肪の合成を急加速させるわけではありません。横たわっている状態であっても、覚醒していれば生命維持に必要な基礎代謝は機能し続けており、安静時のエネルギー消費が極端にゼロになることはないからです。
それにもかかわらず「太る」と信じ込まれてきた最大の要因は、「横になる」行為がそのまま「本格的な仮眠や就寝」に移行してしまうケースが圧倒的に多いためです。身体を横たえるだけであれば、後述するようにむしろ消化活動をサポートする側面すら持ち合わせています。世間で警告されているリスクの本質は、横になる姿勢そのものよりも、満腹状態で眠りに落ちてしまう生活習慣と、その際に発生するホルモンバランスの急変にありました。