「せっかく観に行くなら一番高い席を」と考えがちですが、ディズニー オン アイスにおいては座席の階層と傾斜角を正しく理解していなければ、予期せぬ落とし穴にハマることになります。おすすめ座席と見え方の違いを把握する上で最重要となるのが、「アリーナ平置き席」と「スタンド傾斜席」の構造的特徴です。
リンクに最も近いアリーナ席は、キャラクターの表情やエッジが氷を削る音まで体感できる圧倒的な臨場感を誇ります。しかし、仮設のアリーナ席は傾斜がほとんどありません。そのため、前列に大人が座った場合、小さなお子さんの視界が完全に遮られてしまう「視界遮断問題」が頻発します。一方、スタンド席のS席前方や1階スタンド席はしっかりとした段差が確保されているため、氷上全体の演出やプロジェクションマッピングの美しさをストレスなく俯瞰できます。
会場別座席表と見やすさ比較を行うと、会場の基本設計による違いも顕著です。横浜アリーナは「センター席(他会場のアリーナ相当)」のすり鉢状設計や「アリーナ席(他会場の1階スタンド相当)」の段差配分が極めて優秀で、どの席からも視界が抜けやすい設計になっています。一方、有明アリーナや大阪城ホールなどはスタンドの傾斜が比較的急であるため、スタンド上段からでも見下ろす形で視界が遮られにくい利点があります。ただし高所が苦手なお子さんの場合は、スタンド前方の確保を最優先に狙うのが鉄則です。