旅慣れていない旅行者が陥りがちなのが、「当日オープン前に並べばウォークイン(予約なし)で案内してもらえる」という根拠のない噂を信じてしまうことです。ここではネット上に散見される3つの大きな誤解を正します。
誤解1:当日並べば必ず入れる?
真相:基本的にテーブル席のウォークイン枠は存在しません。まれに当日キャンセルが発生した場合や、バーカウンター席に数席の空きが出た際にごくわずかな案内がなされるケースはありますが、炎天下や極寒のニューヨークで数時間待った挙句に入店を断られるリスクが極めて高いのが実情です。現地コンシェルジュも「事前予約なしの来店は推奨しない」と口を揃えます。
誤解2:原宿店が閉店したのは不人気だったから?
真相:前述の通り、原宿キャットストリート店は当初から「3年間の期間限定契約」でした。コロナ禍においても完全事前予約制の枠は常に埋まり続けており、商業的な失敗ではなく計画通りの円満終了です。国内における需要が冷え込んだわけではありません。
誤解3:予約時に提示される金額だけで会計できる?
真相:予約画面に記載されているのは料理の額面価格のみです。ニューヨーク市内の飲食には8.875%の売上税が加算され、さらにテーブル担当スタッフへのチップとして18%〜22%を上乗せして支払うのが現地の商習慣です。予算を立てる際は「メニュー表示価格×1.3倍」を目安に見積もっておく必要があります。