天守閣をひと通り巡った後に立ち寄りたいのが、天守閣1階に常設されている「烏城カフェ」です。ここでは岡山特産の白桃やマスカットをふんだんにあしらった季節限定パフェ、城の黒漆をイメージした黒ごまスイーツや烏城珈琲ソフトクリームが提供されています。城郭内の飲食店といえば簡素な茶屋を想像しがちですが、洗練された和モダンな内装で仕上げられており、観光途中のブレイクスポットとして高い支持を集めています。
また、岡山城の表情が劇的に変わるのが夜間の時間帯です。日没とともに実施されるライトアップによって、夜空の闇の中に黒漆の下見板が妖艶に浮かび上がります。
春・夏・秋の年3回開催される夜間特別開館イベント「烏城灯源郷(うじょうとうげんきょう)」の期間中は、城内一帯に和傘や竹あかり、プロジェクションマッピングが灯され、後楽園の「幻想庭園」と連動した光の回廊が出現します。昼間の堅牢な要塞の面影とは一転し、幽玄な美しさを醸し出す夜の岡山城は、カップルやカメラ愛好家にとって屈指の撮影スポットとなっています。
現在の混雑状況としては、土日祝日の11時〜14時半前後に天守閣内のエレベーター待ちやカフェの混雑が発生しやすい傾向にあります。人混みを避けつつ快適に観覧したい場合は、開館直後の9時台か、日没前の16時以降に照準を合わせるのがスムーズです。