オープンキャンパスの華やかな雰囲気の裏側に、どのような現実が潜んでいるのか。大手クチコミサイト、SNSコミュニティ、独自に取材した卒業生の手記から浜松歯科衛生士専門学校口コミ評判を浮き彫りにします。
調査過程で目立ったのは、2年次から始まる「臨床実習」の過酷さに対する率直な吐露です。ある卒業生の手記には、次のような生々しい記録が残されています。
「朝から夕方まで提携歯科医院で立ちっぱなしの実習をこなし、帰宅後は毎晩深夜まで実習録や症例レポートの執筆に追われた。バイタルサインの測定やスケーリングのポジショニングひとつで指導衛生士から厳しく叱責され、トイレで泣いた同級生も少なくない。ただ、その厳しさを教員陣が放課後に徹底フォローしてくれたからこそ、挫折せずに国家試験まで走り切れた」
また、学校間の雰囲気に関する声にも明確なグラデーションが見られます。東海歯科衛生士専門学校に対しては「全員が同じ資格を目指すため結束力が強く、国家試験直前のモチベーション維持がしやすい」「街中にあるため実習終わりのリフレッシュがしやすい」といった評価が寄せられる一方、「単科校ゆえに人間関係が固定化しやすく、同級生同士の距離感が近すぎる」といった繊細な意見も確認されました。
一方の専門学校浜松医療学院には、「他学科の学生と交流があり、医療人としての視野が自然と広がる」「教職員が温かく、社会人学生へのサポートが手厚い」という声が多い反面、「公共交通機関のみでの通学はバスの本数に縛られるため、免許と自家用車がないと通学の負担が増す」というインフラ面の現実を指摘する声が目立ちました。