『ハイキュー!!』が他のスポーツ漫画と一線を画す最大の理由は、「敵チームを単なる踏み台として描かない」という作者・古舘春一氏の透徹した作家性にあります。その哲学は人気投票の順位にも色濃く反映されました。
烏野高校以外のキャラクターとして、第1回・第2回を通じて破格の人気を証明し続けたのが、青葉城西高校の主将・及川徹です。第1回で5,050票(5位)、第2回でも5,985票(5位)と、烏野メンバーが上位を占める中で唯一TOP5の牙城を崩しませんでした。普段のお調子者な一面と、天才・影山に対する猛烈なコンプレックス、そして「才能は開花させるもの、センスは磨くもの」という不屈の信念。この多面的な魅力が、性別を問わず多くの読者を虜にしました。
また、音駒高校の主将・黒尾鉄朗(第1回7位→第2回8位)と孤爪研磨(第1回8位→第2回10位)の2人も、連載初期から極めて安定した支持を集めました。2024年の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』公開を経て、2026年現在ではアニメイトタイムズ等の大規模アンケート(総投票数16,343票)をはじめとする各種メディアの独自調査でも、研磨や黒尾が日向・影山と首位を激しく争うなど、長期的な人気の高さを誇示しています。