猫車を新調する際、多くの人が直面するのが「浅型と深型のどちらを選ぶべきか」「タイヤの素材は何が良いのか」という選択の悩みです。用途に適さないモデルを選んでしまうと、作業効率が落ちるだけでなく、手首や腰を痛める原因になります。用途・仕様・相場データを以下の比較表にまとめました。
選び方の第一の分岐点は「浅型と深型」です。皿の浅いモデルは荷台のフチが低いため、重いコンクリートブロックや砂利袋を腰の高さまで持ち上げずに積み込めます。スコップでの土砂の掻き出しも容易です。一方、皿の深い深型モデルは容積が大きいため、重量の割にかさばる剪定枝や落ち葉、堆肥などをこぼさずに大量に運べます。
第二の重要な選択肢が「タイヤの構造」です。従来の空気入りタイヤ(エアータイヤ)は衝撃吸収性に優れ、デコボコ道でも滑らかな走行が可能ですが、建設現場に落ちている釘や尖った砕石、農地のトゲを踏むとパンクする致命的な弱点がありました。そこで現在、ホームセンターの店頭で主流となっているのがノーパンクタイヤ仕様です。発泡ウレタンを充填したソリッド構造のため空気圧管理が一切不要で、放置してもタイヤが潰れません。路面からの突き上げ感はやや硬くなるものの、日常的なメンテナンスを省きたい一般家庭や過酷な作業現場では、ノーパンクタイヤを選ぶのが賢明な選択肢となります。