10代後半から20代にかけて、松本潤さんは出演するドラマごとに自身のイメージを劇的に塗り替え、俳優としての評価と熱狂的な人気を確立していきました。
2001年の日本テレビ系ドラマ『金田一少年の事件簿』では、二代目・金田一一役に抜擢。トレードマークだったあどけなさを残しつつも、シャープなフェイスラインと凛とした眼差しが際立ち始め、少年から青年への過渡期ならではの繊細なかっこよさを放ちました。
続く2002年の『ごくせん』第1シリーズで演じた沢田慎役は、松本さんのパブリックイメージを一変させる契機となります。赤メッシュの入ったヘアスタイルと冷徹かつ情に厚いリーダー像を見事に体現し、「不良なのに圧倒的に美しい」と社会現象を巻き起こしました。さらに2003年の『きみはペット』では、年上女性を癒やす青年・合田武志(モモ)役を演じ、子犬のような無邪気さと大人の色気を絶妙に同居させた表現力で視聴者を虜にしました。
そして2005年、アジア全土で爆発的ヒットを記録した『花より男子』の道明寺司役によって、その人気は頂点に達します。原作のトレードマークであるウェーブヘアを堂々とモノにし、圧倒的な俺様感と一途な純粋さを両立させたビジュアルは、今なお日本の学園ドラマ史における最高峰のキャラクター造形として評価されています。