素材選びは、指輪の寿命と美しさを左右する決定的な要素です。長年日本で圧倒的人気を誇るプラチナと、近年急速にシェアを拡大しているゴールドの特性を比較します。
結婚指輪プラチナゴールド比較において、まずプラチナ(Pt950/Pt900)の最大のメリットは変色・変質に対する極めて高い耐性です。温泉成分や洗剤、汗に触れても白銀の輝きを失わず、アレルギー反応が出にくい点が日常使いに適しています。ただし、純度が高いほど金属としては比較的柔らかいため、日常の強い衝撃で小傷がついたり歪んだりするリスクがあります。近年では高圧をかけて密度を高める「鍛造(たんぞう)製法」のプラチナリングを選ぶことでこの弱点を補うケースが増加しています。
一方、ゴールド(K18イエロー・ピンク・ホワイト・シャンパン等)は、日本人の肌トーンに馴染みやすく、ファッションリングとの重ね付けが容易という大きな魅力を持っています。純金に銅や銀などを混ぜて18金にすることで、プラチナ以上の硬度を持つものも多く存在します。ただし、ピンクゴールドなどは含有する銅成分により体質や温泉成分で変色するリスクがあるほか、サイズ直し時に割れやすいため加工が断られるケースがある点に注意が必要です。