1990年代末、ソリッドワークス社はフランスのCAD大手であるダッソー・システムズの傘下へと入る。この移籍は単なる企業買収にとどまらず、グローバルなプロダクトデザインのあり方を根底から書き換えるモメンタムとなった。
当時ダッソー・システムズを率い、広範なプラットフォーム戦略を推進したベルナール・シャルレスは、デスクトップ型の操作感とエンタープライズレベルの管理機能を融合させるビジョンを掲げた。巨大なインフラと草の根の使いやすさが融合したことで、製品のコンセプト設計から金型制作、さらにはデジタルツインを用いた耐久テストに至るまで、切れ目のないデジタルチェーンが完成したのだ。