めまいを感じた際、まずアプローチすべきは頭部から首まわりにあるツボです。脳と内耳にダイレクトに血流を促す特効穴が集中しています。
① 百会(ひゃくえ):自律神経を整える万能の要所
頭のてっぺん、左右の耳の先端を結んだ線と眉間からの中心線が交差する頭頂部の窪みにあります。自律神経の乱れを整え、ふわふわする浮動性めまいや、ストレスによる頭重感をスッと解消する効果があります。両手の中指を重ねて当て、心地よい圧で真下に向かってゆっくり息を吐きながら3〜5回押します。
② 風池(ふうち)・天柱(てんちゅう):首こり・頭痛・脳血流低下を改善
首の後ろにあるこの2つのツボは、首筋の過緊張を取り除く基本ポイントです。髪の生え際で太い筋肉の外側にあるくぼみが「天柱」、さらに指1本分外側のくぼみが「風池」です。親指をツボに引っかけ、頭の中心に向かって斜め上に持ち上げるように持続圧を加えると、視界が明るくなりふらつきが軽減します。
③ 完骨(かんこつ)・翳風(えいふう):耳の後ろから内耳のリンパ循環を正常化
耳の後ろにある出っ張った骨(乳様突起)の下端後ろのくぼみにあるのが「完骨」、耳たぶの裏側のくぼみにあるのが「翳風」です。耳周辺のリンパ液や血液循環を劇的に改善するため、内耳のむくみ(メニエール病傾向)によるめまいや耳鳴り、耳の閉塞感に対して非常に高い効果を発揮します。