嵐山駅周辺の混雑は、2026年に入りいよいよピークに達している。竹林の小径では歩行者の入場規制が頻繁に行われ、渡月橋を渡るだけでも一苦労だ。そんな雑踏を嫌った賢明な旅行者たちが選ぶのが、保津川をトンネルでくぐり抜けた先に位置するこのエリアである。
「嵯峨嵐山駅からたった7分電車に乗るだけで、これほど静かで開放的な風景に出会えるなんて思いもしなかった」。欧州から訪れた観光客夫妻は、駅前の広場で開放感あふれる山並みを背に笑顔を見せる。混雑ストレスゼロで京都の自然を凝縮したようなロケーションを享受できる点こそ、最大の引きつけ要素だ。