親フラという概念が定着した原点は、2000年代後半に隆盛を極めたニコニコ生放送や黎明期のゲーム実況動画にあります。当時、自宅の実家部屋から生配信を行っていた配信者たちが、親の足音に怯えたり、突然母親に部屋のドアを開けられて配信を急遽切断したりするハプニングが多発しました。リスナーの間で「これは親フラグ回収だな」とコメントされるようになり、ネットミームとして急速に定着していきます。
2010年代後半以降は、『Apex Legends』や『フォートナイト』といったボイスチャット必須のチーム対戦型バトルロイヤルゲームが大ヒットしたことで、一般のプレイヤー層にも浸透しました。仲間と熱心に連携を取り合っている真剣勝負の最中に親が乱入してくるトラブルは、全ゲーマー共通の通過儀礼とも呼べる現象になっています。