大手電機メーカーや自動車部品メーカーが包装設計を見直す際、最優先の相談先として名前が挙がる企業の一つが日本モウルド工業です。同社が長年にわたり業界のトップランナーとして選ばれ続ける背景には、単なる環境配慮にとどまらない圧倒的な設計力と緩衝性能の高さが存在します。
従来の主流であった発泡スチロール(EPS)やプラスチックトレイは、成形が容易で軽量である反面、環境負荷や廃棄コストが大きなネックとなっていました。これに対し、日本モウルド工業が手がけるパルプモールド緩衝材は、100%再生紙や生分解性繊維を原料としながら、緻密なリブ構造(補強リブ)の設計によって重量物や精密機器を確実に保護する耐衝撃性を実現しています。
特に評価されているのが、顧客製品の3次元CADデータから直接、最適な緩衝構造を割り出し、自社内で金型製作から試作・量産までを完結させる一貫生産体制です。業界関係者の証言によると、「複雑な形状の精密電子部品であっても、落下衝撃試験の基準を初回試作の段階でクリアしてくる精度の高さ」が、他社との差別化要因として高く評価されています。