ブームの火付け役となったのは、イラストレーターの「Mio」氏がTikTokに投稿した一本のショート動画だった。彼が描くキャラクター「ゴリタロウ」は、バナナを両手で大事そうに抱えながら、少し内股で歩く姿が特徴的だ。この動画は公開後24時間で300万回再生を突破した。
ファンアートの連鎖がこの現象をさらに加速させた。多くの一般ユーザーや他のクリエイターが「#ゴリタロウ」のハッシュタグをつけて独自のファンアートを投稿し、コミュニティ主導でキャラクターが育っていくという、令和以降の典型的なバイラルモデルがここでも証明された形だ。