かつて90年代後半に日本テレビ系で放送された実写ドラマ版は、ジャニーズアイドル(当時)の主演ということもあり、大ヒットを記録した。しかし、当時のテレビ放送基準であっても、原作のグロテスクな描写や精神的サディズムは大幅にマイルド化せざるを得なかった。原作ファンからは「物足りない」との声があったのも事実だ。
しかし、今回のリブート版が目指すのは、妥協なき「完全再現」である。児童虐待の凄惨さ、犯人の狂気、そして映児がサイコメトリーで追体験する被害者の恐怖。これらを規制の緩い配信プラットフォームで描くことにより、原作が本来持っていた「真の恐怖と悲哀」が、初めて映像として完成することになる。これは日本のコンテンツ表現における、新たな挑戦でもある。