中条あやみ 出身高校として確定しているのは、大阪市平野区に所在する大阪府立東住吉高校です。同校には普通科(偏差値58前後)と、全国的にも極めて珍しい東住吉高校 芸能文化科(偏差値52前後)が設置されています。彼女が在籍したのは後者の芸能文化科でした。
この芸能文化科は、単なるタレント養成コースではありません。歌舞伎、能楽、狂言、落語、上方舞といった日本の伝統芸能から、演劇・舞台技術、放送・映像表現までを体系的に学ぶ公立随一の専門学科です。中条あやみはこの学科において、長唄の稽古や三味線の演奏、舞台照明の設営や狂言の所作など、泥臭くも本格的な表現の基礎を叩き込まれました。
当時、中学時代にスカウトされてすでに芸能事務所へ所属していた彼女が、なぜ私立の芸能系通信制高校ではなく、この専門的な公立高校を選んだのか。当時の関係者への取材や本人の述懐によれば、「ただ芸能界でチヤホヤされるのではなく、裏方の苦労や表現の歴史を身体で学びたかった」という直感的な知的探求心が働いたからにほかなりません。高校入試にあたっては、中条あやみ 高校 偏差値相応の学力試験のみならず、実技・面接検査を自力で突破して合格を勝ち取っています。