Q1:中村勘三郎さんの直接の死因は何ですか?食道がんの転移ですか?
A1:直接の死因は食道がんの転移ではなく、術後に発症した「急性呼吸窮迫症候群(ARDS)」による呼吸不全です。手術自体は成功してがん病巣は切除されていましたが、その後の肺炎から肺の重篤な炎症へと病態が進行しました。
Q2:なぜ早期の食道がんからARDSを発症してしまったのですか?
A2:食道がんの手術は胸部や腹部を大きく開くため身体への負担が非常に大きく、術後に嚥下(飲み込み)機能が低下しやすい傾向があります。その過程で生じた誤嚥性肺炎が引き金となり、肺組織全体に激しい炎症が広がるARDSへと重症化したとされています。
Q3:闘病期間と亡くなった病院はどこですか?
A3:2012年6月に病気を公表し、7月に手術を受けてから約5ヶ月間の闘病生活でした。術後の急変後は、高度医療設備を備えた東京都文京区の「日本医科大学付属病院」のICUで最先端の集中治療が行われていました。