膀胱結石の症状と前兆サイン|排尿痛や血尿の真相と治療法を徹底解説

膀胱結石の症状と前兆サイン|排尿痛や血尿の真相と治療法を徹底解説

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「水分をたくさん飲んで縄跳びをすれば自然に出てくるのではないか」という声を耳にすることがあります。しかし、膀胱結石の自然排出の可能性については、尿管結石と全く同じように考えるのは危険です。

腎臓で作られて尿管を通過し、たまたま膀胱へ落ちてきた直径4〜5mm以下の微小な結石(二次性膀胱結石)であれば、尿と一緒に自然排出されるケースもあります。しかし、膀胱の内部で時間をかけて形成された結石(原発性膀胱結石)は、そもそも「尿をスムーズに出せない構造的要因(前立腺肥大症や尿道狭窄)」があるからこそ発生しています。排出口が狭くなっているため、自力で排出される可能性は極めて低いのが現実です。

自然排出を期待して長期間放置した場合、以下のような深刻な二次被害を引き起こします。

  • 完全尿閉:結石が膀胱頸部に完全に嵌まり込み、尿が1滴も出なくなる状態。下腹部がパンパンに膨らみ、激烈な苦痛を伴います。
  • 慢性複雑性尿路感染症:結石が細菌の温床となり、抗生物質を服用しても再発を繰り返す難治性の膀胱炎や腎盂腎炎を引き起こします。
  • 水腎症と腎不全:膀胱の内圧が上昇して尿が腎臓へ逆流し、腎臓が腫れ上がって腎機能が不可逆的に破壊されます。
  • 膀胱がんのリスク:長年にわたる巨大結石による慢性的な機械的刺激が、膀胱扁平上皮がんの誘因となる危険性も指摘されています。
井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。