ネット上の情報には、現在では実態と乖離した思い込みや偏ったブランド信仰が少なからず残っています。後悔を避けるために是正すべき代表的な誤解を解き明かします。
第一の誤解は、「婚約指輪はティファニーやカルティエなどの外資系ハイジュエラーでなければステータスにならない」という極端なブランド至上主義です。もちろん歴史あるグランサンクや名門ジュエラーの意匠やブランド価値は不変ですが、2026年最新のブライダルリング人気ブランドの勢力図を見ると、国内ブライダル専門店やクラフト系ブランドの評価が非常に高まっています。
- エクセルコダイヤモンド / 銀座ダイヤモンドシライシ:ダイヤモンドの原石買付から研磨・加工までを一貫管理し、同等予算で外資系ハイブランドより1〜2ランク上のカラット・クラリティを実現できる実利派の支持を固めています。
- 俄(NIWAKA):京都発祥の洗練された和の造形美と、指輪一つひとつに込められた詩的なストーリー性、圧倒的な指当たりの良さ(内甲丸仕上げ)で、国内外を問わず指名買いが続いています。
- アイプリモ(I-PRIMO):全国規模のアフターメンテナンス網と豊富なセットリングのバリエーションで、重ね付けを重視する実用派から圧倒的な信頼を獲得しています。
第二の誤解は、「海外ブランドのリングはサイズ直しが容易である」という思い込みです。欧米ブランドのリングは鍛造(たんぞう)製法で作られた強固なものや、全周にデザインが施されたモデルが多く、後からのサイズ直しが「±1号まで」に制限されたり、そもそもサイズ直し不可で有償交換(手数料数万円)になるケースが珍しくありません。妊娠・出産や加齢によって指の太さが変化する女性にとって、永久無料サイズ直し保証の有無は、デザイン以上に死活問題となります。