漢字の学習や実用書道において、多くの人がつまずくのが「潟」の筆順とバランスだ。「新」が13画、「潟」が15画で構成されており、特に「潟」の右側にある部首の組み合わせが混同されやすい。
楷書体で「潟」を正しく書くための基本手順を整理しよう。まず、偏である「さんずい」(1〜3画)をやや縦長に配置する。次に右側の「臼(うす)」の部分へ進むが、ここが最大の落とし穴だ。上部の左側(4画目)から書き始め、右側の折れ(5画目)、内部の横画へと進む。そして、その下に入る「水」を変形させたパーツ、さらに最下部の「写」の冠に似た形状へとペンを動かしていく。
バランスを整える最大の秘訣は、さんずいの幅を抑えめにして、右側のパーツに十分な空間を与えること。さんずいの2画目を少し左に膨らませるように打つと、文字全体に引き締まった躍動感が生まれる。