京都・河井寛次郎記念館の真価|圧巻の登り窯と民藝建築の見どころ

京都・河井寛次郎記念館の真価|圧巻の登り窯と民藝建築の見どころ

京都・河井寛次郎記念館の真価|圧巻の登り窯と民藝建築の見どころにまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

河井寛次郎記念館は、京都市東山区五条坂の一角に位置し、寛次郎が1937年(昭和12年)に本館を棟上げした自邸兼仕事場を、本人の没後である1973年に記念館として一般公開した私設ミュージアムです。設計段階から寛次郎自身が深く関わり、飛騨高山の農家や東北地方の民家などを参考に、西洋家具の合理性と日本の伝統的木造技術を融合させた独自の空間構造を誇ります。

展示されているのは、初期の中国・朝鮮古陶磁の手法を取り入れた優美な名品から、後期の奔放でダイナミックな造形美を誇る陶芸作品、さらには自らノミを振るった木彫、素朴で力強い書、自邸のためにデザインした木製家具に至るまで多岐にわたります。「美は選ぶ人のものであり、作る人のものではない」という哲学のもと、作品に銘(サイン)を入れなかった寛次郎の真髄が、生活空間全体に息づいています。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価所在地京都府京都市東山区五条坂鐘鋳町569清水寺観光エリア内清水寺参道の喧騒から離れた極めて静閑な隠れ家立地。開館時間・休館日10:00〜17:00(最終入館16:30)
休館:月曜(祝日の場合は翌日)、夏期・冬期休館あり京都主要美術館に準ずる月曜祝日の翌日振替休館や長期休館(8月中旬・年末年始)は訪問前要確認。入館料一般:900円 / 高大生:500円 / 小中生:300円京都市内個人美術館相場(800〜1,200円)歴史的建造物と登り窯の維持保存コストを考慮すると極めて良心的な価格設定。写真撮影・設備個人利用の写真撮影可能(フラッシュ・三脚不可)
専用駐車場:なし(近隣コインパーキング利用)公立美術館は撮影制限が多い私的使用の撮影が寛容に認められており、建築・インテリア愛好家の満足度が非常に高い。
池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。