中上雅巳さんの芸能界入りの原点といえば、1989年に結成された7代目「いいとも青年隊」です。甘いマスクと抜群の運動神経で瞬く間にティーン層の人気を集め、全国的な知名度を獲得しました。1992年に青年隊を卒業した後も、フジテレビ系『ウチくる!?』の初代進行役や、テレビ朝日系『朝だ!生です旅サラダ』のリポーターなど、明るく親しみやすいキャラクターで多数の番組に引っ張りだことなりました。
転機となったのは、30代を迎える前後での舞台への本格挑戦です。テレビのタイトなスケジュールとは異なり、ひとつの作品・役柄と数カ月間じっくり向き合う舞台制作の奥深さに魅了された中上さんは、徐々に活動の比重をシフト。テレビタレントとしての知名度に甘んじることなく、地道な稽古を重ねて演技力を磨き上げた結果、演劇ファンや演出家から厚い信頼を寄せられる存在へと成長を遂げました。