主役を支え、作品のクオリティを一段引き上げるバイプレイヤー陣にも「吉」のつく名優が数多く存在します。なかでも吉田鋼太郎さんと吉田羊さんのキャリアは、多くの後輩俳優たちにとってのロールモデルとなっています。
吉田鋼太郎さんは長年、舞台演劇の第一線で蜷川幸雄演出作品などのシェイクスピア劇を支えてきた生粋の舞台人です。50代を迎えてからテレビドラマ『花子とアン』や『おっさんずラブ』シリーズで大ブレイクを果たし、硬軟自在の演技力で国民的人気俳優となりました。
吉田羊さんもまた、劇団員としての長い下積み時代を経験し、年齢非公表(当時)でオーディションに挑み続けた苦労人です。ドラマ『HERO』第2シリーズの検事役で一躍注目を集め、凛とした知性と親しみやすさを兼ね備えた大人の女性像を確立しました。2026年現在も映画、ドラマ、CMと途切れることなくオファーが続く稀有な存在です。