菊池桃子さんのパートナーである新原浩朗氏は、霞が関の内外で知らない者はいないと言われた超大物官僚です。東京大学経済学部を卒業後、1984年に通商産業省(現・経済産業省)へ入省。産業組織政策や通商問題で卓越した手腕を振るい、歴代政権の中枢で手腕を揮ってきました。
新原氏のキャリアにおいて特筆すべきは、経済産業省経済産業政策局長をはじめとする要職を歴任した点です。消費税増税に伴うポイント還元事業や、幼児教育・保育の無償化など、国民生活に直結する大型政策の設計を担当。「首相官邸の意図を正確に政策へ落とし込める男」として、政権中枢から絶大な信頼を寄せられていました。
仕事に対する徹底した厳格さから、省内では「剛腕」「突破力がある」と評価される一方、政策の現場では関係各所との緻密な合意形成を積み重ねる粘り強さを併せ持っていました。その卓越した仕事ぶりこそが、官僚としての名声を不動のものにしました。