産地直送や贈答品で届いたばかりの「果肉が硬い桃(白鳳系・あかつき・川中島白桃など)」は、湯むきや爪楊枝を使っても皮が引っかかって剥離できません。硬い桃を処理する場合は、無理に手で剥こうとせず、包丁を使ったカット先行型のアプローチが正解です。
まず、桃を縦8等分のくし形にカットします。次に、カットしたピースの皮面を下にしてまな板に置き、リンゴの皮を剥く要領で刃先を果皮と果肉の間に滑り込ませていきます。この時、包丁を動かすのではなく、左手で果肉側を軽く引くようにスライドさせると、果肉を厚く削り落とすことなく均一な厚みで皮を切り離せます。
また、種が固く張り付いて外れない場合は、キッチンバサミを種の根元に差し込んでひねるか、種取り専用のスライサーを活用することで、果肉の形を損なわずに芯だけを綺麗に除去できます。