Q1:ママ・ココの実在モデルとされたマリアさんは、ピクサーから報酬をもらっていたのですか?
A1:いいえ、金銭的な報酬や公式なロイヤリティは支払われていません。ピクサー側が一貫して「特定のモデルは存在せず、架空のキャラクターである」との立場を取っていたため、映画のエンドロールにもマリアさんの名前はクレジットされていません。ただし、彼女の暮らす村には世界中から観光客が訪れ、地元の観光産業には大きな経済効果をもたらしました。
Q2:ママ・ココの本名「ソコロ」にはどんな意味があるのですか?
A2:スペイン語で「ソコロ(Socorro)」は「救済」「助け」を意味します。カトリック圏における聖母マリアの称号の一つ「絶えざる御助けの聖母(Nuestra Señora del Perpetuo Socorro)」に由来する伝統的な名前です。作中でも、引き裂かれたリヴェラ家を最終的に救い、調和をもたらす彼女の役割を象徴しています。
Q3:なぜヘクターの写真は破られていたのですか?
A3:妻のイメルダが、ヘクターが家族を捨てて音楽を選び、二度と帰ってこなかったと思い込んでいたためです。イメルダは裏切りへの激しい怒りから祭壇の写真の顔部分を破り捨て、家族全員にヘクターの名前を口にすることすら禁じました。しかし、破られた切れ端を幼いココが密かに拾い集め、宝箱の中に隠し持っていました。
Q4:映画のタイトルが原題『Coco』なのに、邦題はなぜ『リメンバー・ミー』になったのですか?
A4:アメリカ本国をはじめ多くの国では『Coco』というタイトルで公開されましたが、日本公開の際には「ココ」という単語だけでは作品のテーマやドラマ性が日本の観客に伝わりにくいと判断されたためです。物語の根幹であり、感動のトリガーとなる劇中歌のタイトル『リメンバー・ミー(私を忘れないで)』を冠することで、家族の絆と記憶の物語であることをストレートに打ち出す配給戦略が採られました。