あおさと青のりは全くの別物?味と値段の差・料理別の使い分け術

あおさと青のりは全くの別物?味と値段の差・料理別の使い分け術

あおさと青のりは全くの別物?味と値段の差・料理別の使い分け術の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

あおさと青のりの根本的な違いは、海藻としての分類にあります。一般的に高級品として流通する「青のり」は、アオサ科アオノリ属に属するスジアオノリやウスバアオノリを指します。細い糸状の藻体が管状に伸びており、収穫して乾燥・粉砕すると、繊細でふわりとした綿のような質感になります。

対する「あおさ」は、生物学的にはヒトエグサ科ヒトエグサ属の「ヒトエグサ」、あるいはオオアオサなどのアオサ属を指すケースが一般的です。ヒトエグサは薄い膜状の幅広な葉を持ち、乾燥させると平たいフレーク状になります。市販のお好み焼き用ふりかけなどで「アオサ粉」と表記されている製品は、このヒトエグサやオオアオサを細かく粉砕したものであり、本物の青のり(スジアオノリ)とは原料段階から別物です。

店頭で見分ける際は、原材料表示を確認するのが最も確実です。「スジアオノリ」と記載されていれば正真正銘の青のり、「ヒトエグサ」または単に「アオサ」と書かれていればあおさ製品であると判断できます。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。