大阪湾奥に位置する南芦屋浜ベランダは、明石海峡方面から流入する強い潮流と湾奥の栄養塩が交わる要所だ。秋から初冬にかけての好季はもちろん、近年の水温推移によって回遊魚のシーズンパターンにも劇的な変化が生じている。
夜間の主役は圧倒的にタチウオである。日没直後の夕マズメから深夜にかけては表層から中層、深夜から未明にはボトム付近へとレンジが落ちる。一方、東の空が白み始めると同時に、メジロやブリ、サワラといった大型青物のナブラが一気に沸き立つ。短時間でターゲットが完全に切り替わるダイナミズムこそ、この釣り場の真骨頂と言える。