スタイリッシュな見た目に惹かれて導入したものの、使い始めてから気付くロールスクリーンをカーテンレールに付けるデメリットも存在します。購入前のシミュレーションとして、以下の3点は押さえておく必要があります。
第一に「隙間からの光漏れ」です。カーテンレールに設置する場合、生地幅はスクリーンのメカ部分(巻き取り部)よりも左右各1〜2cmほど狭くなります。さらに、カーテンのように窓枠を包み込むような覆い方ができないため、朝日や街灯の光が両サイドから漏れやすくなります。寝室などの遮光性を最優先したい部屋では、遮光等級の高い生地を選んでも「両脇が明るくて眠れない」という事態になりがちです。
第二に「窓を開けた際の風によるバタつきと擦れ音」です。布製カーテンであれば風が吹いても柔らかく揺れるだけですが、ロールスクリーンの下部には重みを持たせるためのウエイトバー(金属や樹脂の芯材)が入っています。窓を開けて風を通すと、ウエイトバーが窓枠や壁にカンカンと打ち当たり、不快な騒音の原因になることがあります。
第三に「カーテンレールがダブル(2連)の場合の奥行き圧迫感」です。手前側のレールにロールスクリーンを付けると、奥側のレールが露出して見た目の美しさが損なわれたり、逆に奥側に付けると手前のレールが干渉してスクリーンの昇降を邪魔したりすることがあります。不要な片側のレールを取り外すか、干渉しないクリアランスが確保できるかの確認が不可欠です。