情報空間で散見される誤解のひとつに、「18スクリーンもあるのだから、予約なしの飛び込みでも絶対に観られる」という楽観論があります。これは半分正しく、半分は明確な誤解です。
確かに総座席数は3,200席以上と広大ですが、作品ごとのシアター割り振りには明確な傾斜がつけられています。話題のブロックバスター作品が最大規模のシアターに配置される一方、公開から数週が経過した作品やアート系映画は、100席前後のコンパクトなシアターに割り当てられます。その結果、「席数が多い映画館だから大丈夫だろう」と高を括って劇場へ向かうと、ミニシアター枠の作品が満席で門前払いを食らう事態が実際に多発しています。
さらに、映画のシーンに合わせてシートが激しく稼働し、水しぶきや風、香りが噴出する体感型アトラクション「4DX」シアターは、席数が限られているうえに根強いファンが集中するため、公開初週の週末は瞬く間にセンターエリアの好位置から埋まっていきます。席数の多さに油断せず、観たい作品のシアターサイズを確認したうえで、U-ONLINEでの事前座席予約を徹底することが快適な鑑賞の生命線です。