物語の主人公は、警視庁捜査一課の刑事・望月彩子(綾瀬はるか)。曲がったことが大嫌いで手柄を焦る彼女は、パチンコ玉が口に詰められた奇怪な猟奇殺人事件の捜査にあたります。捜査線上に浮かび上がったのは、創薬ベンチャー企業の若き社長・日高陽斗(高橋一生)でした。
日高は頭脳明晰で周囲からの人望も厚い好青年ですが、裏では冷徹に殺人を重ねるシリアルキラーの疑惑が濃厚に。彩子は決定的な証拠を掴み、歩道橋の上で日高を追い詰めます。しかし、もみ合いの末にふたりは階段から転落。満月の光が降り注ぐ中、目が覚めるとふたりの魂が完全に入れ替わっていたのです。
「善」の刑事が殺人容疑者の体に、「悪」の殺人鬼が警察官の体に収まるという絶体絶命のシチュエーション。日高(外見は彩子)に主導権を握られた彩子(外見は日高)は、自らの冤罪を晴らし、元の体を取り戻すために危険な綱渡りを強いられることになります。