トトロメイちゃん死亡説は完全な嘘?公式見解と影の謎を徹底解明

トトロメイちゃん死亡説は完全な嘘?公式見解と影の謎を徹底解明

トトロメイちゃん死亡説は完全な嘘?公式見解と影の謎を徹底解明について徹底解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

映画本編が終わった後、草壁家にはどのような未来が訪れたのでしょうか。死亡説を唱える層の多くが見落としているのが、エンドロールに描かれた詳細な後日談と、宮崎駿監督自らが手掛けた続編アニメーションの存在です。

まず映画のエンドロールでは、完治したお母さんが無事に退院し、ボンネットバスに乗って村へ帰ってくる姿が克明に描かれています。姉妹とお母さんが一緒にお風呂に入り、笑顔で寄り添うカットや、メイが近所の子どもたちと元気に遊ぶ姿が描かれており、一家の日常が平穏を取り戻したことは疑いようがありません。

さらに決定的なのが、三鷹の森ジブリ美術館の映像展示室「土星座」でのみ限定上映されている短編映画『めいとこねこバス』(上映時間約14分・宮崎駿原作・脚本・監督)です。2002年に制作されたこの作品は、正真正銘『となりのトトロ』の正統な続編であり、主人公はメイちゃんその人です。

物語は、ある風の強い日にメイが庭で小さなつむじ風と出会うところから始まります。そのつむじ風の正体は、まだ幼い「こねこバス」でした。メイはキャラメルを介してこねこバスと友達になり、夜の森へと案内されます。そこにはメイを乗せたこねこバスのほか、大型のネコバスや巨大な「おばけネコバス」、さらには懐かしいトトロたちも集結し、森の奥深くで幻想的な夜の集会が開かれます。

この短編において、メイは本編よりもわずかに精神的に成長し、こねこバスに対してまるで姉のように接する姿を見せています。声は本編と同様に坂本千夏氏が演じており、トトロの物語が悲劇などではなく、豊かな自然と子どもの成長の物語として確かに続いていることを証明する決定的な作品となっています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。