検索窓に思わず「ああああ」と打ち込んでしまう行動には、明確な認知心理学的要因があります。スマートフォンやPCの日本語入力環境において、「あ」はフリック入力の中央、あるいはキーボードの押しやすい位置に配置されています。何かを検索したいものの具体的な単語が思い浮かばないときや、回線速度・入力ラグのテストを行う際に、無意識の連打検索として選ばれやすいのです。
また、ああああああああを入力する心理の根底には、「感情を言語化する前の初動アクション」という側面もあります。怒りやショックを受けた際、論理的な文章を組み立てる前に指先が勝手に動いて感情を発散する防衛反応の一種としても機能しています。