ネット上の情報やSNSの短尺動画だけを見ていると、「京都駅の目の前で、すべてが完璧な最高級ホテル」という極端なイメージを抱きがちです。しかし、実態とのギャップを正しく理解しておかなければ、現地で思わぬ不満を抱くことになります。
第1の誤解は、客室の広さと眺望に関する過度な期待です。PREMIUMブランドと銘打たれているものの、基本設計は都市型機能性ホテルです。標準的なダブルルームの専有面積は約15平方メートル、ツインルームでも約18〜20平方メートル程度であり、大型スーツケースを複数広げるには工夫が必要です。また、京都駅前の一等地に建つビル街の中に位置するため、客室の窓外は隣接ビルの壁面や非常階段ビューとなる部屋も少なくありません。「京都の風情ある街並みを部屋の窓から眺める」という目的には適していない点に注意が必要です。
第2の盲点は、駅徒歩3分のアクセス動線です。京都駅烏丸中央口を出て塩小路通を東へ進むルートは、信号待ちを含めても極めてスムーズです。しかし、地下道経由でアクセスする場合、最寄りの地下街出口から地上に上がる階段にエスカレーターやエレベーターが設置されていない箇所があります。重量のあるキャリーバッグを持参している場合は、地下から無理に出ようとせず、京都駅中央口の地上改札から直接屋外に出て横断歩道を渡るルートを選択するのが現場を知る者の鉄則です。