『烈車戦隊トッキュウジャー』でダブル主演級の熱いドラマを展開したのが、トッキュウ1号・ライト役の志尊淳と、ヒカリ役の横浜流星でした。天真爛漫で強いイマジネーションを持つライトと、現実的で疑り深いヒカリは、劇中でもたびたび意見を衝突させながら強固な信頼関係を築いていきます。
当時の現場は早朝ロケが連日続き、10代の若手俳優たちにとっては精神的にも肉体的にも過酷な環境でした。そのなかで志尊と横浜は同世代の役者として演技論を交わし、現場を共に乗り越えた深い戦友関係にあります。後年のテレビ番組や対談企画でも、志尊は「流星のストイックさは当時から群を抜いていた」、横浜は「淳くんのリーダーシップと視野の広さに助けられた」と互いへの敬意を隠しません。
2人が揃って出演したトッキュウジャー最終回では、過酷な運命を乗り越えて子ども時代へと戻っていく感動的なラストが描かれました。青年期の姿から少年時代のキャストへとバトンを繋ぐ名シーンにおいて、横浜が見せた繊細な涙の演技は、現在に続くシリアスな演技力の萌芽を感じさせるものでした。