英語で「具体的に」を表現しようとする際、多くの日本人学習者が真っ先に思い浮かべるのがspecificallyです。しかし、ネイティブスピーカーの感覚において、specificallyは「特にこれと名指しして」「特定のものに焦点を絞って」という限定的なニュアンスを強く帯びています。
例えば、相手の話全般に対して「もっと詳しく知りたい」という意味で単に「Specifically?」と返してしまうと、相手は「どの部分をピンポイントで特定すればいいのか?」と戸惑うことがあります。会話の解像度を高めるためには、to be specific 意味(具体的に言うと/明確に言えば)の持つ前置き機能や、全体の肉付けを促すin detail ニュアンスの違いを正確に把握しておく必要があります。