Tボーンステーキの部位の真実!ポーターハウスとの決定的な違い

Tボーンステーキの部位の真実!ポーターハウスとの決定的な違い

Tボーンステーキの部位の真実!ポーターハウスとの決定的な違いの総合ガイドをお届けします。専門的な知識がチェックできます。

Tボーンの調理における最大の難所は、肉質の全く異なるサーロインとヒレ、そして中心を通る太い骨の存在だ。サーロインには程よくサシが入り火が通りやすいが、脂肪の極めて少ないヒレは火が入りすぎると途端にパサついてしまう。さらに、骨の周囲は熱が伝わりにくい。

家庭の厚手の鋳鉄フライパンやスキレットで焼く場合、まずは肉を室温にしっかりと戻すことが第一歩となる。冷たいまま焼き始めると骨周りだけが生焼けになってしまう。強火で両面にしっかりとしたメイラード反応の焦げ目をつけたら、火加減を弱め、ヒレ側を火力の弱いエリア(または炭火の端)に向けて熱を当てる。骨をフライパンに立てるようにして骨自体を温めるのも効果的だ。焼き上がり後はアルミホイルで包み、焼いた時間と同等の時間をかけて肉を休ませる。これで肉汁が全体へ均等に行き渡り、骨際まで淡いロゼ色の完璧なミディアムレアに仕上がる。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。