花見シーズンの週末、東急東横線・東京メトロ日比谷線の中目黒駅改札口は、乗降客が集中して入場規制・改札制限が敷かれるケースが常態化しています。駅を出るだけで20分以上を要することも珍しくありません。この過酷な混雑を回避するための鍵は、中目黒駅への依存を捨てることです。
現場取材から導き出した最もスムーズな「混雑回避ルート」は、東急田園都市線の池尻大橋駅を起点とする下りアプローチです。池尻大橋駅東口から目黒川上流部へアクセスし、緩やかに桜を眺めながら中目黒方面へ向かって歩くルートを取ると、逆方向から押し寄せる大集団との正面衝突を和らげることができます。もし中目黒駅周辺の混雑がピークに達していると判断した場合は、山手通り方面へ抜けずに代官山駅方面へエスケープする、あるいはそのまま下流の不動前駅方面へ歩き抜ける選択肢が有効です。
写真撮影を落ち着いて楽しみたい人には、中目黒駅の北西側に位置する「東山橋」や「菅刈公園周辺」が有力な穴場スポットとして挙げられます。中目黒駅前の「別所橋」や「中の橋」は記念撮影の順番待ちで身動きが取れなくなりますが、上流部まで約10分歩くだけで人流は半分以下に減少します。川面に枝が低く垂れ込める絶景を、静寂の中でファインダーに収めることが可能です。