北の杜カントリー倶楽部の難易度を語る上で最大の魅力は、山梨県の山岳エリアにありながら「フラット&ワイド」を実現している点です。ティグラウンドに立った際の圧迫感が少なく、八ヶ岳や南アルプスの雄大な借景に向かって思い切ったティーショットを放てる爽快感があります。
実際の北の杜カントリー倶楽部のコースレイアウトは、全長約6,800ヤード超(バックティ)と十分な距離を持ちつつ、レギュラーティやレディースティからは無理のない距離設定が施されています。そのため、ボールを曲げがちな初心者や飛距離に自信がないシニア層でも、OBのプレッシャーに怯えることなくプレーを進めやすい設計です。
ただし、単なる「易しいリゾートコース」と侮ることはできません。巧みに配置されたウォーターハザードやクロスバンカー、そして微妙な傾斜を持つベントグリーンが要所を引き締めています。特にセカンドショット以降のクラブ選択とグリーンの芝目の読みがスコアメイクの分岐点となり、上級者にとっても攻めがいのある絶妙なバランスが保たれています。