Q1:椎名林檎を初めて聴く場合、どの曲やアルバムから入るのがおすすめですか?
A1:まずはストリーミングでも絶大な人気を誇る『丸の内サディスティック』、キャッチーなメロディが際立つ『ここでキスして。』『本能』を聴くのが王道です。アルバム単位であれば、初期の最高傑作である1stアルバム『無罪モラトリアム』、または幅広い年代の名曲を網羅した初の公認オールタイム・ベストアルバム『ニュートンの林檎 〜初めてのベスト盤〜』から入門すると、彼女のキャリアの全貌がスムーズに把握できます。
Q2:『丸の内サディスティック』の歌詞に出てくる「ベンジー」とは誰のことですか?
A2:元BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)のボーカル&ギター、浅井健一氏の愛称です。椎名林檎は十代の頃から浅井氏の大ファンであることを公言しており、同曲の「そしたらベンジー、あたしをグレッチで殴って」という有名なフレーズをはじめ、シングル『罪と罰』では浅井氏本人がエレキギターでゲスト参加を果たしています。
Q3:東京事変の楽曲で特に有名な代表曲は何ですか?
A3:バンド初期の代表曲である『群青日和』は、疾走感あふれるギターロックとしてカラオケや学園祭でも定番の人気を誇ります。また、ライブのハイライトとして愛される『閃光少女』、洗練されたアンサンブルが光る『能動的三分間』、長岡亮介との掛け合いが心地よい『キラーチューン』などが高い知名度と支持を集めています。
Q4:椎名林檎の歌詞が「旧仮名遣い」や「難しい漢字」を多用しているのはなぜですか?
A4:日本語が本来持っている文字の造形美や、視覚的なリズム感を重んじているためです。また、現代の口語表現だけではこぼれ落ちてしまう繊細なニュアンスや歴史的な情緒を宿らせる意図があります。デビュー3作目のアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』では全曲の文字数やタイトルが左右対称になるよう設計されるなど、デザイン的・記号的な構築美への徹底したこだわりが反映されています。