象形文字とは?漢字の成り立ちやエジプトの謎を徹底解明

象形文字とは?漢字の成り立ちやエジプトの謎を徹底解明

象形文字とは?漢字の成り立ちやエジプトの謎を徹底解明について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

漢字の成り立ちを理解する上で外せないのが、後漢時代の学者・許慎(きょしん)が『説文解字』で体系化した「六書(りくしょ)」という分類法です。漢字はすべてが同じ作られ方をしたわけではなく、以下の4つの造字法(および2つの運用法)に分かれています。

文字の分類成り立ちの仕組み代表的な漢字例常用漢字における構成比の目安象形文字目に見える物の形をそのまま線で描いて簡略化したもの日、月、木、山、川、鳥、魚、馬約10〜12%(すべての基礎)指事文字形にしにくい抽象的な概念を点や線の位置で示したもの一、二、上、下、本、末、中約1〜2%(極めて少数)会意文字複数の象形文字や指事文字を組み合わせ、新しい意味を持たせたもの休(人+木)、林(木+木)、信(人+言)、鳴(鳥+口)約10〜13%形声文字「意味を表す部分(部首)」と「発音を表す部分」を組み合わせたもの晴(日+青)、清(水+青)、静(青+争)、銅(金+同)約65〜80%(圧倒的多数)

上記の通り、漢字全体の中で純粋な象形文字が占める割合は1割強に過ぎません。しかし、残りの会意文字や形声文字の構成パーツ(偏や旁)は、ほぼすべて象形文字が元になっています。象形文字こそが、漢字という壮大なシステムを支える「原子」の役割を果たしているのです。

山田 真由
著者

山田 真由

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